こんにちは。
今回はインフラエンジニアの夜勤にまつわる噂について解説したいと思います。
皆様はこんな噂を目にしたことはありますでしょうか。
- インフラエンジニアの夜勤は暇らしい
- インフラエンジニアは女性でも夜勤があるらしい
夜勤は誰もが避けたいと考えている勤務形態かと思います。
インフラエンジニアについて調べていると実際夜勤ってどんな感じなの?と疑問に感じている人も少なくないでしょう。
そこで今回はこの噂の真相と、筆者なりの夜勤の対策をご紹介したいと思います!
皆様の疑問や悩みの解決に繋がれば幸いです。
それではいってみましょう!
インフラエンジニアの夜勤は暇らしい

まずはインフラエンジニアの夜勤は基本的に暇であることが多いという噂について解説します。
夜勤は出来ればやりたくないと考える人達が多いと思いますが、
暇なら夜勤でも寝てればいいだけだしやってもいいかなーと考える人もいるのではないでしょうか。
この噂の答えとしては「その人の勤務形態による」だと思います。
一つずつ解説していきます。
運用監視の夜勤は暇になることも多い。
運用監視業務の夜勤の場合、
確かに暇になることは多いです。
なぜかというと、基本的に通信は平日日中で行われるため、
夜勤中に発生した障害については翌営業日対応というようなマニュアルになっていることも多いからです。
また、夜勤の場合、常日勤の人達がオフィスにいないので、
自分達の仕事ぶりを見られる心配がないのでかなり自由に過ごすことが出来ます。
筆者が運用監視をしていたころは、
夜勤で暇なときはテレビでみんなでサッカーワールドカップを見たり、
椅子を並べて寝てみたりかなり自由に過ごしていました!
こんな風に自由に勤務出来ることが夜勤の運用監視のメリットではあります。
そもそも運用監視って何?という方は「インフラエンジニアの「運用/監視」って何?現役エンジニアが経験をもとに解説!」を読んでみてください。
設計構築は夜勤も忙しい
設計構築においても夜勤が発生する可能性は十分あります。
というのも設計構築の作業は基本的に休日や夜間等の通信を行っていない時間帯でおこなわれることが多いからです。
こういった時間が限られる作業の場合、タイムスケジュールを組むことになり、
各作業工程を遅延なく進めていく必要があります。
更に設計構築の場合、シフトではなく普段は日中帯の勤務になるので、
夜勤に体が慣れづらく、身体的なダメージが更に強くなります。
この噂についてのまとめ
という訳で「インフラエンジニアの夜勤は暇らしい」という噂についての筆者の意見は以下の通りです。
- 運用監視の現場では暇な時もある。
ただし配属される現場の状況によって大きく変わるので、
必ずしも暇とは限らない。 - 設計構築の現場では基本的に夜勤も忙しい。
シフト業務でないので、余計に夜勤はきつく感じる。
「インフラエンジニアの夜勤は暇だから全然大丈夫でしょー」と思って入社すると、
もしかしたら痛い目に合うかもしれません、、
この仕事を始めようと思っている人は、
基本的に夜勤はきついものだと思って入社する方がいいと思います。
女性も夜勤があるか

続いて女性でも夜勤があるかどうかについてです。
男性であれば夜勤と言われても頑張ればやれるかなーと考えられるかもしれませんが、
女性の場合、「出来れば夜勤は避けたい、、」
と考える方がほとんどではないでしょうか。
結論から申し上げますと、
女性でも夜勤がある可能性は大いにあります。
女性であれば運用監視の現場に配属される可能性は少なく、
基本的に設計構築もしくは運用保守の現場に行くことになるかと思います。
先ほど申し上げた通り、
インフラエンジニアの作業は基本的に休日日中帯か夜間帯で行われます。
その為、夜勤が発生する可能性が十分にあるのです。
私もインフラエンジニアの仕事をしていて、
夜勤をする女性を何人も見てきました。
もちろん嫌なら断ることも可能だと思いますが、
基本的にあるものと思っておいた方がよいかと思います。
筆者なりの夜勤への対策

今までの記事から分かっていただいたかと思いますが、
大前提として、インフラエンジニアにとって、夜勤はつきものだと理解していただければと思います。
そんな夜勤を乗り切るためには、自分なりの夜勤対策を講じることがすごく大事だと思います。
そこで参考までに筆者なりの夜勤対策を紹介したいと思います。
- 前日の夜は寝ておく。
- 夜は眠いものだと覚悟しておく。
- 夜勤が終わった後の楽しみを作る。
その①:前日の夜は寝ておく。
夜勤前日の夜は寝ずに過ごして夜起きておく体を作っておくという方もいますが、
私としてはあまりおすすめ出来ません。
この場合、日中に寝ようと考えているかと思いますが、
人間の体は日中にまとまった睡眠をとるように出来ていません。
日中の場合睡眠出来ても2~3時間程度になってしまうでしょう。
夜も寝ておらず、日中も少ない睡眠時間しかとっていないことになり、
結果的に身体や精神に大きなダメージを抱えることになります。
ですので、夜勤前日の夜はたっぷり睡眠をとり、
日中に出来れば2時間程度の仮眠をとる程度とすることをおすすめします。
その②:夜勤はつらいものだと理解しておく

夜勤については様々な媒体で対策が紹介されています。
筆者も運用監視の業務をしていた時、
夜勤が心身共に負担となり、また生産性も下がるしかなりきつく、
なんとか出来ないか模索していた時期がありました。
そんな私が理解したこと
それは、、
「人間は夜寝るものなんだ!」
でした。
つまりどれだけ対策を講じたところで夜は眠いし、頭も回りずらいってことです。
(もちろん対策を講じることで多少負担を軽減することは出来るかと思いますが、、)
筆者の場合、これを理解するだけで精神的にかなり違いました。
夜勤に行く前もつらいことを覚悟していけばそれほどダメージがなかったですし、
自分が頭が回らないことを前提として動けば仕事の効率も大分よくなりました。
夜勤がしんどいとあまり考え詰めるのではなく、
ある種楽観的に考えることが大事です!
その③:夜勤が終わった後の楽しみを見つける

筆者の最後の夜勤対策は「夜勤後の楽しみを見つけておく」です。
日勤では仕事が終わるタイミングは夜なので、人気のお店は混みますし、
そもそも夜は空いていないお店もあるかもしれません。
しかし夜勤は違います。
仕事が終わるタイミングが朝なので、
それから遊びにいくでも、おいしいご飯を食べにいくでも比較的自由に過ごすことが出来ます!
夜勤が終わったらジムにいくでもいいですし、
おいしい朝食を食べにいくでもいいでしょう。
そういったお店を平日日中の空いている時間帯に堪能することが出来るのです!
とにかく何か楽しみを見つけられれば、夜勤に対する嫌なイメージが少し払拭されるかもしれません。
ちなみに筆者は夜勤明けは朝からやっている家系ラーメンに行くと決めていて、
それが夜勤のモチベーション維持になっていました!
ただし体重が5kg近く増えたのでやりすぎ厳禁です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事を通じて筆者がお伝えしたかったことは以下の通りです。
- 夜勤が暇かどうかは勤務形態や配属先の状況による。
あまり暇だと油断をせず、夜勤は基本的に大変なものだと覚悟せよ! - 女性も夜勤が発生する可能性は十分あり。
ただし、どうしても嫌なら交渉の余地はあると思うので、
相談できるようにしておこう。 - 夜勤は基本的に心身共にとてもダメージが高いもの。
自分なりの対策を講じて夜勤を乗り越えよう!
今回はインフラエンジニアの夜勤に関する噂についての解説と、
筆者なりの夜勤対策について解説しました。
この記事の中にも何度も書いていますが、
基本的に夜勤とはきついものです。
生活リズムが狂いますし、眠りの質が落ちたり、
精神的にもひっ迫することになるのは覚悟しておく必要があります。
ただし、そんな夜勤の負担を少しでも下げる方法は必ずあります!
今回紹介した方法は筆者なりのやり方でしたが、
皆様もそれぞれの夜勤への向き合い方を試してみてください!